はやおきできない

頭の中で考えたことをきちんと文章にしたい。

げんぱつ

高浜原発のニュース見た。いろいろ思うところがあった。


勝訴とか判決の理由とかその意義とかそういったことを知って、自分のこととして考えるのはとても大切。私たちがこれから生活したり働いたりする中で、エネルギー問題を切り離して考えることはできないから、これからの先行きをしっかり考えるべきだと思う。(実際には私はあまり考えられていないけれど)


私はまだ大学生で、一応これからの日本を支えたり役割を担ったりすべき存在。家庭を持って子供を産むかもしれないし、そうなったら電気代などの家計や原発の安全性をより気にするようになるだろう。やっぱり気にかけておくべき話題なのかな、と改めて感じた。


ところで、勝訴のあとに開かれた会見に参加していたのが、比較的お年を召した方ばかりだったのはなんでだろう。話す側も会見を聞く側も、見たところ50代以上の方ばかり。おそらく、若者は手で数えられるほどしか居なかったのではなかろうか。(記者の方々を除く)


これって、勝訴側を支持する若者・壮年の人たちは平日の昼間だから仕事や学校などで会見や裁判所前の集まりに参加できなかったのだろうか。

あれだけ声高に主張して裁判にかけて、いざその結果が出る!って日にその場に居られないのってすごくもどかしくて悔しい。はず。お休み取りたくても取れなかったんだろうか。

それとも、本気で挑んでいたのは年配の方々だけだったんだろうか。



あと、「司法は私たちの味方」みたいな紙を持っている方がいたけど、司法は人間を憐れむことなんてしないし味方でも敵でもない。法に従っていないもの、法に触れているもの、法の中で正しくないとされるものにしかるべき答えを渡すだけ。だから、原発側がとてもきめ細やかな対策案、実行計画、その他もろもろの想定をきちんとこなせていたとしたら、この判決だって容易に覆ったんだろうな、と。


今は再稼動反対の声が強く大きく聞こえるし、やっぱり安易に賛成を容認するのは危険だと思う。だけど絶対、いつかまた原発に頼る日が来ると思う。そうしないと人間が生きていけなくなる日が来ると思う。でもその日までにきっと、安全策もできていると思うしできていてほしい。